ヒント
そのとき述べた私見は、実は以下の論稿に触発されたものでした。
大杉謙一「演習」法学教室247号(2001年)115頁
「会社の業績を良くするインセンティブは、経営者や従業員にもあるし、経営者らのインセンティブのほうがもしかすると株主の持つインセンティブより大きいかもしれないから、『会社は株主のもの』という理念から演繹的に議論を進めるよりも、個別のテーマごとにあるべきルールを模索すべきじゃないかしら」
※アンダーライン、強調はESP。
文体が口語体になっているのは、対話形式になっているからです(法学教室の演習によくある形式。誰が最初にこの形式を採用したかは興味深いところです)。
by espans | 2007-08-27 00:52