# by espans | 2008-02-05 01:33
その1
「岩国の住民投票には反対」橋下氏が発言(asahi-com。朝日新聞)
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200801310067.html
→地方自治のあり方、国政と地方政治の分配論から立論。
その2
橋下氏に前岩国市長反論「大阪府民の声は聞かないのか」(asahi-com。朝日新聞)
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200802010040.html
→地方自治のあり方から反論。
その3
「憲法を勉強すべきだ」 橋下氏、岩国前市長に再反論(asahi-com。朝日新聞)
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200802010107.html
→ここにきて、憲法論を持ち出す。
その4
橋下節に疑問の声「あんたこそ憲法学べ」 岩国住民投票(asahi-com。朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0202/SEB200802020019.html
→憲法論には憲法論ですね。記事を見る限りでは、そんなにおかしなことは言っていないと思われます。
ところが!
その5
橋下氏「学者に生の憲法わかるか」 岩国住民投票めぐり(asahi-com。朝日新聞)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802030028.html
→学者は確かに政治の素人ではあり、専門外のことにしゃしゃり出てくるべきではありません。しかし、学者の意見は切り捨て御免、という論理の立て方は乱暴のように思います。
法的拘束力のない住民投票はアンケートに過ぎませんから、実施すること自体は、憲法の許容するところだと思います。憲法の解釈として、橋下氏の立論は成り立ちにくいのではないでしょうか(その4で紹介されているコメントは、まっとうなものだと思います)。
あと、関西には、学者出身の知事もいるのですから、発言には注意していただきたいと思いますね。