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blogのご紹介

shoyaさんのblogを通じて、知りました。当blogもリンクを貼りたいと思います。
内容からして、修習生の方のblogだと思います。

居眠り記
http://catsleeps.exblog.jp/

当blogもリンクを貼りたいと思います。

さて、最近読んだblogで注目したのは、以下の記事です。

居眠り記・法廷に
http://catsleeps.exblog.jp/7209848/

「これからロースクールを受験しようとする人は、
刑事手続のカリキュラムで裁判官が派遣されている
ローを選ぶのが良いと思います。

理由のひとつは、これからの実務では、
公判前整理手続が重要な手続になっていくと思われるので、
現場で日々新しい工夫をしている裁判官から、
実際に話を聞く機会があるのが、
とても良いと思うからです。

ちなみに知ってる限りでは、
東大、早稲田、慶応、首都大あたりがそうで、
今年から中央も裁判官が派遣されているみたいです。

もうひとつの理由は内緒(なら書くな!)、
と書くともうひとつ理由がありそうに読めます」

その通りだと思います。
新司法試験合格者の方々で、法科大学院における実務教育の重要性を主張されている方は多いので、これから法科大学院を選ぼうとする方は、1つのメルクマールにすべきだと私も思います。

民事の現職裁判官はほとんど全ての法科大学院に派遣されているようですが、他方で刑事裁判官が派遣されているところは少ないようです。「将来、刑事はやるつもりはないから」という人もいるかも知れませんが、国選事件(捜査段階もはじまります!)はありますし、また、何よりも「2回試験」には刑事実務科目もありますので、刑事実務科目を無視することはできません。したがって、現在、刑事裁判官が派遣されておらず、刑事「実務」科目が充実してない法科大学院に所属されている方は、刑事「裁判官」が書いた事実認定等の文献を読んでみたり、刑事裁判官が派遣されている法科大学院の人から情報を入手するのが、現実的な対応だと考えられます。

by espans | 2008-07-03 00:31  

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