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勉強の仕方

新しいことを効率的に勉強する方法(会社法であそぼ)
http://kaishahou.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_49ae.html

ここでは、

「1 知っている人に、概要と調べるべき資料を聞くこと
 2 調べたことを、どんどん自分の言葉で文章化し、声に出して読んでみる
 3 自分の考えを、知っている人に検証してもらうこと」

とあり、基本的に賛成です。

私自身も同じようなスタイルです。
新しいことを勉強するには、知っている人、要はその専門家の話を聞くことが手っ取り早いです。膨大な知識、情報の中で、ポイントとなるべき部分、すなわち「骨」の部分を知ることができます。そして、聞くだけでなく、疑問点を質問をすることによって、より知識を深めることができます。

そして、知識を入れたら、文書にすることも、知識をいれる際に役に立ちます。
自分自身も文献を読んで、印象的なことは文章にしています。実はこのblogもその一環で、法律(+aiko、スイーツ)の情報提供サイトである反面、自分自身の「ノート」でもあります。現に、blogで書いたことは、非常に鮮明に覚えており、自分にとって効果があります。もちろん、一言一句を覚えているわけではなく、「確か、あのことはblogに書いたよな」程度の記憶ですが、その程度の記憶さえあれば、あとで自分のblogを見返すことで、知識や情報を復元することができます。

また、自分が新しい知識や情報を得たときは、聞き上手の友人に話すようにしています。話すことを通じて、より知識の定着が図れます。ときには、話したときに、「そうではないのでは?」と指摘されることもあります(ありがたい限りです)。自分のインプットが間違っていることを指摘され、それによって軌道修正を図ることができます。

要は、「読むこと・聞くこと」(インプット)を通じて、知識をいれ、「書く、話す」(アウトプット)という手段によって、知識を定着させる、ということでしょう。そして、勉強も「頭」だけでなく、「体」でするということです。すなわち、目を使って読む、手を使って書く、口を使って話す、足を使って情報を探す、鼻を使って情報を探す(もちろん、ここで言う「鼻」は、比喩表現です)、ということです。

私自身が法律を勉強し始めたとき、役に立ったのは、大学等の講義でした。履修科目以外の授業も多数聞き、効率よく勉強することができました。
そして、何より大学の講義がよかったのは、質問ができるということです。どんなに授業が下手な先生でも、質問をすれば丁寧に教えて下さったことが多かったです。また、親切な先生は、質問したとき、質問以上のことを教えて下さったり、役に立つ文献を教えて下さることが多かったです。
質問を繰り返すと、ときには、「そんなことは自分で調べた上で質問しなさい」と注意されるかも知れません。しかし、そのときは「こういう質問をしてはいけないのだな」と肝に銘じればいいだけの話だと思います。

by espans | 2008-06-22 12:46  

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