小粥太郎『民法の世界』

小粥太郎『民法の世界』(商事法務・2007年)
http://www.shojihomu.co.jp/newbooks/1460.html

法学教室上での小粥先生による「演習」をまとめたものです。
問題とそれに対する解説ですが、かなり理論的な設問が多く、教科書レベルを越えていると思います。
民法を一通り学習して教科書レベルより突っ込んだ議論を知りたい人にとってはおすすめだと思います。学部生がこの本を読むと、民法の研究に関心を持ってくれるかもしれません。民法においては、教科書、入門書が「氾濫」する中で、貴重な一冊になろうかと思います。
また、参考文献の紹介も多く、役に立ちます。
と言うわけで、どちらかというと、研究向けの本だと思います。
(と言うことで、法科大学院生・新司法試験受験生向けの本ではないと思います。ただし、262頁以下は有益)

ちなみに、商法の先生による同書の書評。私も同感です。
民法の世界(いとう Diary ~ academic and private)
http://blog.livedoor.jp/assam_uva/archives/51225661.html
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by espans | 2008-01-19 04:48  

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