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NOVA倒産

NOVA、更生法を申請 社長降格 全教室を一時停止(asahi-com。朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/1026/TKY200710260002.html

NOVA経営破綻 ワンマン経営の拡大路線挫折(asahi-com。朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1026/OSK200710260006.html

NOVA創業者 破綻の引き金(MSN産経ニュース。産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071026/biz0710262155012-n1.htm

報道によれば、NOVAはビジネスモデルそれ自体に問題があったのみならず、企業体質にも問題があったといえる。
(まあ、だいたいビジネスモデルが危うい会社のほとんどは、企業体質に問題があると言っても良いが)
友人のblogで、「このような風通しの悪い企業の不祥事はこれからも続くような気がしてならない…」との指摘があったが、全く同感である。
組織というのは様々な人間が集まり、意見を自由に出し合うことで、チェック機能を果たす。そうであるなら、異論に耳を傾けない、風通しの悪い組織に、未来はない。ミートホープ、赤福、NOVA・・・いずれも異なる不祥事であるが、共通した原因があると思われる。
組織のトップに立つ者は、「今日の異論は、明日の正論」ということを十二分に肝に銘ずべきである。
異論の封じ込めに成功したとしても、NOVAのような「クーデター」(クーデターと言うと聞こえが悪いが、反社長経営陣グループは、法的に問題ない手続をとっている)、内部告発、外部監査・捜査によって、封じ込めはすぐに破綻するであろう。

by espans | 2007-10-27 02:18  

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